スロット溶接
スロット溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接施工に定義される用語の一つです。
スロット溶接は、溝溶接とも言われ、重ね継手(母材の一部を重ねた溶接継手)において、重ね合わせた一方の母材にスロット状の細長い溝の孔をあけて、そこに両母材を接合する溶接のことです。
スロット溶接は、プラグ溶接(せん溶接)などと同様、すみ肉溶接だけでは接合強度が不十分な場合に補助的に用いられることが多い溶接です。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、スロット溶接の定義は以下です。
分類:アーク溶接 ≫ 溶接施工番号:2725
用語:スロット溶接
定義:
重ね合わせた母材の一方にあけた細長い溝に行う溶接。溝溶接ともいう。対応英語(参考):
slot weldingISO番号(参考):−
スロット溶接の参考図