アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

千鳥断続すみ肉溶接




千鳥断続すみ肉溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接施工に定義される用語の一つです。
千鳥断続すみ肉溶接は、溶接した部分と溶接しない部分とが交互に存在する断続すみ肉溶接の一種です。
千鳥断続すみ肉溶接は、以下の参考図のように、T形溶接継手(一つの板の端面を他の板の表面に載せて、T形のほぼ直角となる溶接継手に行う溶接)の両面から断続すみ肉溶接を行う際に、両側のそれぞれの溶接ビードを互い違いに置いていく断続すみ肉溶接です。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、千鳥断続すみ肉溶接の定義は以下です。

分類:アーク溶接 ≫ 溶接施工

番号:2721

用語:千鳥断続すみ肉溶接

定義:
T形溶接継手の両面から断続すみ肉溶接を行う場合に、それぞれの溶接ビードを互い違いに置く溶接。

対応英語(参考):
staggered intermittent fillet weld

ISO番号(参考):−

千鳥断続すみ肉溶接の参考図

千鳥断続すみ肉溶接の参考図