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裏当て




裏当てとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接施工に定義される用語の一つです。
裏当ては、開先の底部に溶接ビードを置く面と反対側の裏面から母材継手部分にあてるもののことです。主に、金属板や粒状のフラックスが用いられます。
裏当ては、金属板で母材と共に溶接される場合には、裏当て金と言います。
その場合、裏当て金も溶接金属の生成に関係するので、接合される母材や溶接材料に適合するものを使用する必要があります。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、裏当ての定義は以下です。

分類:アーク溶接 ≫ 溶接施工

番号:2711

用語:裏当て

定義:
開先の底部に裏から当てるもので、金属板、粒状フラックスなど(金属板であって母材とともに溶接される場合は裏当て金という)がある。

対応英語(参考):
backing;
backing metal

ISO番号(参考):−