クロム当量
クロム当量とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
クロム当量(Cr当量)は以下の式で表される、クロム(Cr)と同等の効果を表すフェライト生成元素の指数を表したもののことです。
・クロム当量(Cr当量) = %Cr+%Mo+1.5%Si+0.5%Nb
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、クロム当量(Cr当量)の定義は以下です。
分類:アーク溶接 ≫ 溶接現象番号:2688
用語:クロム当量
定義:
組織図法でフェライト量を決定する場合に、Cr と同等の効果を表すフェライト生成元素(Cr、Mo、Si、Nb)の指数を表したもの。クロム当量は次の式で表される。
クロム当量 = %Cr+%Mo+1.5%Si+0.5%Nb対応英語(参考):
chromium equivalentISO番号(参考):−