埋れアーク
埋れアークとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
埋れアークは、溶接における溶融部分の状態をあらわすもので、アークの長さを短く保って、溶接ワイヤがアークで掘られた溶融池(溶接中アークなどの熱によってできた溶融金属のたまり)の中まで突っ込んだ状態のことです。
埋れアークは、”うもれアーク”と読みます。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、埋れアークの定義は以下です。
分類:アーク溶接 ≫ 溶接現象番号:2675
用語:埋れアーク(うもれアーク)
定義:
アークの長さを短く保ち、アークで掘られた溶融池の中までワイヤが突っ込んだ状態。対応英語(参考):
buried arcISO番号(参考):−