アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

溶接のまま




溶接のままとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
溶接のままとは、溶接したままの状態で、溶接を行った後、溶接部(溶接金属及び熱影響部など)に、熱処理やピーニング(特殊なハンマーで溶接部を連続的に打撃して、表面層に塑性変形を与える操作)などで材質的な変化を与えていない状態のことを意味します。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、溶接のままの定義は以下です。

分類:アーク溶接 ≫ 溶接現象

番号:2673

用語:溶接のまま

定義:
溶接したままの状態で、溶接後、溶接金属及び熱影響部などに熱処理、ピーニングなどで材質的な変化を与えていない状態。

対応英語(参考):
as welded

ISO番号(参考):−