アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

一時的溶接




一時的溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
一時的溶接は、つり上げ金具の溶接や、ストロングバック(俗に馬ともいい、突合せ溶接に際して、板相互の目違いを修正するとともに、角変形やねじれを防止するために一時的に取り付けるためのジグの一種)などを一時的に行う溶接のことです。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、一時的溶接の定義は以下です。

分類:アーク溶接 ≫ 溶接現象

番号:2671

用語:一時的溶接

定義:
つり上げ金具の溶接及びストロングバックなどを一時的に行う溶接。これらは、それぞれの目的を達した後に取り外され、最終製品には残らない。

対応英語(参考):
temporary welding

ISO番号(参考):−