ブロック法
(溶着順序の)ブロック法とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
ブロック法は、多層盛溶接のビードの盛り方による溶着順序(溶着法とも言われ、1本の溶接線を溶接する場合に、溶接操作によって溶着金属が溶接部に溶着する順序)の一種です。
ブロック法は、多層盛溶接のにおいて、1ブロックごとにビードを完成していく溶着順序(溶着法)のことです。
多層盛溶接の溶着法(溶着順序)のブロック法は、主に厚板の溶接に用いられます。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、(溶着順序の)ブロック法の定義は以下です。
分類:アーク溶接 ≫ 溶接現象番号:2669
用語:ブロック法
定義:
多層盛溶接の際、1ブロックごとに完成していく方法。対応英語(参考):
block sequence;
block weldingISO番号(参考):−