対称法
(溶着順序の)対称法とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
対称法は、溶接方向による溶着順序(溶着法とも言われ、1本の溶接線を溶接する場合に、溶接操作によって溶着金属が溶接部に溶着する順序)の一種です。
対称法は、振分け法とも言われ、溶接線長手中央部から両端に対称的に溶接を行う溶着順序(溶着法)のことです。
対称法は、横収縮が溶接線について均等になることを狙った溶着順序(溶着法)です。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、(溶着順序の)対称法の定義は以下です。
分類:アーク溶接 ≫ 溶接現象番号:2667
用語:対称法
定義:
溶接線長手中央部から両端に対称的に溶接を行う方法。振分け法ともいう。対応英語(参考):
symmetrical sequenceISO番号(参考):−