アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

溶接性




溶接性とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
溶接性は、JISでは以下のように、良好な溶接を行うことができる母材の能力を表すもの、と定義されますが、実際には、欠陥のない健全な溶接が可能かという、溶接加工上の狭義の溶接性と、溶接後の継手性能が使用目的などを満足できるか、という使用性能に関する広義の溶接性が考えられます。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、溶接性の定義は以下です。

分類:アーク溶接 ≫ 溶接現象

番号:2661

用語:溶接性

定義:
母材に最適と思われる溶接棒又は溶接ワイヤ及び溶接方法によって、良好な溶接を行うことができる母材の能力を表すもの。

対応英語(参考):
weldability

ISO番号(参考):581の1