アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

止端




止端とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
止端は、下図のように各種の溶接された継手(溶接継手)において、母材の面と溶接ビードの表面とが交わる点のことです。
止端は、”したん”と読みます。
なお、止端の部分に発生する溶接割れを、止端割れ(低温割れの一種)といいます。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、止端の定義は以下です。

分類:アーク溶接 ≫ 溶接現象

番号:2635

用語:止端(したん)

定義:
母材の面と、溶接ビードの表面とが交わる点。

対応英語(参考):
toe ( of weld )

ISO番号(参考):−

止端(したん)の参考図
止端(したん)の参考図