突出し長さ(ワイヤの−)
(ワイヤの)突出し長さとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、アーク溶接の溶接現象に定義される用語の一つです。
ワイヤの突出し長さは、下図のように、コンタクトチップ(単にチップともいい、電極ワイヤを案内するとともに溶接電流を供給する円筒形の導体)の先端から溶接ワイヤが突出している長さのことです。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、(ワイヤの)突出し長さの定義は以下です。
分類:アーク溶接 ≫ 溶接現象番号:2616
用語:突出し長さ(ワイヤの−)
定義:
コンタクトチップの先端から溶接ワイヤが突出している長さ。対応英語(参考):
electrode extension;
wire extensionISO番号(参考):−
(ワイヤの)突出し長さの参考図