溶接姿勢
溶接姿勢とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、溶接作業者が溶接するときの溶接部(溶接金属及び熱影響部を含んだ部分の総称)に対する姿勢のことを意味します。
溶接姿勢には、下向姿勢、横向姿勢、立向姿勢、上向(うわむき)姿勢の四つの溶接姿勢がありますが、一般的には下向姿勢での溶接が最も作業性、効率などの面で優れているため、原則として、下向姿勢での溶接が可能であれば、下向姿勢での溶接を行います。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、溶接姿勢の定義は以下です。
分類:アーク溶接 ≫ 溶接姿勢番号:2501
用語:溶接姿勢
定義:
溶接作業者が溶接するときの溶接部に対する姿勢。下向、横向、立向及び上向の4姿勢がある。対応英語(参考):
welding position;
position of weldISO番号(参考):−