アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

開先溶接




開先溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接継手に定義される用語の一つです。
開先溶接とは、溶接を行う母材の接合面に適当な形状の開先と呼ばれる溝(Groove)を加工して、開先に盛金をする溶接のことです。
開先溶接は、一般に、突合せ継手、T継手、十字継手、角継手に適用されます。
完全溶込みの健全な開先溶接では、母材なみの強度が実現できるので、強度部材の溶接に用いられます。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、開先溶接の定義は以下です。

分類: アーク溶接 ≫ 溶接継手

番号:2423

用語:開先溶接

定義:
開先に盛金を行う溶接。

対応英語(参考):
groove weld

ISO番号(参考):−