開先(かいさき)
開先とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接継手に定義される用語の一つです。
開先とは、グルーブ(Groove)ともいい、溶接を行う母材間に設ける溝のことです。
開先形状としては、I形、V形、レ形、X形、U形、K形、J形、両面J形、H形があります。
開先を設けて行う開先溶接は、継手形状としては、突合せ継手、T継手、十字継手、角継手に適用されます。なお、開先は、”かいさき”と読みます。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、開先(かいさき)の定義は以下です。
分類: アーク溶接 ≫ 溶接継手番号:2413
用語:開先(かいさき)
定義:
溶接する母材間に設ける溝。グルーブともいう。開先の標準形状は 2414 I形開先〜2422 H形開先 のとおりとする。対応英語(参考):
grooveISO番号(参考):−