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すみ肉継手




すみ肉継手とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接継手に定義される用語の一つです。
すみ肉継手とは、溶接継手の一種で、ほぼ直角に交わる2平面のすみ(隅)に溶接を行い、断面形状が三角形状になる溶接継手のことです。すみ肉継手を行うための溶接を、すみ肉溶接といいます。
一般に、すみ肉溶接をしたすみ肉継手の継手強度は、開先溶接(開先に盛金を行う溶接)に比べて低くなります。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、すみ肉継手の定義は以下です。

分類: アーク溶接 ≫ 溶接継手

番号:2412

用語:すみ肉継手

定義:
ほぼ直交する二つの面を溶接する三角形状の断面をもつ溶接継手。

対応英語(参考):
fillet weld joint

ISO番号(参考):−