定電圧特性
定電圧特性とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接機器に定義される用語の一つです。
定電圧特性は、アーク溶接用電源の外部特性の一種です。負荷電流の増大しても電圧があまり変化しない特性で、負荷電流と負荷電圧の関係を示す特性曲線で表現されます。
定電圧特性の溶接機は、溶接ワイヤの電流密度が高い自動溶接・半自動溶接などでよく採用されます。
JIS規格 溶接用語（JIS Z 3001）における、定電圧特性の定義は以下です。
分類： アーク溶接 ≫ 溶接機器番号：2315
用語：定電圧特性
定義：
アーク溶接用電源の外部特性の一種であって、負荷電流が増大しても端子電圧があまり変化しないもの（一般に100Aにつき2Vぐらい低下する。）。対応英語（参考）：
constant voltage characteristicISO番号（参考）：−
