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シールドガス(溶接用−)




(溶接用)シールドガスとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接材料に定義される用語の一つです。
シールドガスは、溶接中にアークと溶融金属(溶着金属と溶融母材とが溶融凝固したもの)とを覆って、空気が溶接雰囲気内に侵入することを防ぐ目的で、大気からシールド(遮蔽)するためのガスのことです。
ガスシールドアーク溶接で用いられるシールドガスには、アルゴン(Ar)やヘリウム(He)などの不活性ガス、或いは、炭酸ガスやアルゴンと炭酸ガスの混合ガスなどの活性ガスが用いられます。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、(溶接用)シールドガスの定義は以下です。

分類:アーク溶接 ≫ 溶接材料

番号:2215

用語:シールドガス(溶接用−)

定義:
溶接中にアークと溶融金属とを覆い、空気が溶接雰囲気内に侵入することを防ぐために用いるガス。

対応英語(参考):
shielding gas ( for welding )

ISO番号(参考):−