アーク溶接,溶接機,方法,種類,記号,TIG,ガス,スポット,継手,開先等-JIS規格

 

キャスト(ワイヤの−)




(ワイヤの)キャストとは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接材料に定義される用語の一つです。
キャストは、溶接ワイヤ(主として自動、半自動溶接に使われ、溶接に使用されるコイル状の長いソリッドワイヤ及びフラックス入りワイヤの総称)を二巻き或いは三巻き切断して拘束をかけないで平面に置いた場合に広がったワイヤの輪の直径のことです。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、(ワイヤの)キャストの定義は以下です。

分類:アーク溶接 ≫ 溶接材料

番号:2211

用語:キャスト(ワイヤの−)

定義:
2巻き又は3巻き切断して拘束をかけないで平面に置いた場合、広がったワイヤの輪の直径。

対応英語(参考):
cast ( - of filler wire )

ISO番号(参考):−