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イナートガスアーク溶接




イナートガスアーク溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接方法に定義される用語の一つです。
イナートガスアーク溶接は、アーク溶接(アークを熱源とする溶接)の一種で、シールドガス(溶接中にアークと溶融金属とを覆い、空気が溶接雰囲気内に侵入することを防ぐために用いるガス)として、Ar(アルゴン)、He(ヘリウム) 若しくはその混合物のイナートガス又はこれらに少量の活性ガスを添加したものを用いる溶接方法です。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、イナートガスアーク溶接の定義は以下です。

分類: アーク溶接 ≫ 溶接方法

番号:2112

用語:イナートガスアーク溶接

定義:
Ar、He 若しくはその混合物のイナートガス又はこれらに少量の活性ガスを添加して、シールドガスとして用いて行うアーク溶接。Arをシールドガスとして用いて行う場合をアルゴンアーク溶接と呼び、主としてティグ溶接のことをいう。

対応英語(参考):
inert gas shielded arc welding;
argon arc welding

ISO番号(参考):−