炭酸ガスアーク溶接
炭酸ガスアーク溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接方法に定義される用語の一つです。
炭酸ガスアーク溶接は、アーク溶接(アークを熱源とする溶接)の中でも、CO2(炭酸ガス)、Ar(アルゴン) などのガスによって、アーク及び溶着金属を大気から遮へいしながら行うアーク溶接の総称であるガスシールドアーク溶接の一種です。
炭酸ガスアーク溶接は、シールドガスにCO2(炭酸ガス)を用いるガスシールドアーク溶接で、マグ溶接やミグ溶接と同じく、溶接材料(ワイヤ)が電極となる溶極式(消耗電極式)のガスシールドアーク溶接です。
炭酸ガスアーク溶接は、一般的に自動アーク溶接、或いは半自動アーク溶接として用いられます。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、炭酸ガスアーク溶接の定義は以下です。
分類: アーク溶接 ≫ 溶接方法番号:2110
用語:炭酸ガスアーク溶接
定義:
炭酸ガス(CO2)をシールドガスとして用い、溶接ワイヤを電極とする自動又は半自動アーク溶接。対応英語(参考):
CO2 (gas shielded) arc weldingISO番号(参考):−