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プラズマミグ溶接




プラズマミグ溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語の一つで、アーク溶接の溶接方法に定義される用語の一つです。
プラズマミグ溶接は、アークを熱源とする溶接であるアーク溶接のうち、プラズマアーク(機械的・電気的に収束されたプラズマ柱をもつアークで、高密度の熱を発生させるために使用するアーク)を熱源する溶接であるプラズマ溶接の一種です。
プラズマミグ溶接は、ガスシールドアーク溶接の一種ですが、シールドガスには、アルゴン(Ar)、ヘリウム(He)又はこれらの混合ガス(Ar-He)などのイナートガス(不活性ガス)を用い、電極が溶接材料となる溶極式(消耗電極式)のプラズマアーク溶接です。

JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、プラズマミグ溶接の定義は以下です。

分類: アーク溶接 ≫ 溶接方法

番号:2123

用語:プラズマミグ溶接

定義:
特別な消耗電極とイナートガス、例えばアルゴン、ヘリウム又はこれらの混合ガスを使用したプラズマアーク溶接。

対応英語(参考):
plasma MIG welding

ISO番号(参考):857の1.2.13