スタッド溶接
スタッド溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、溶接一般の溶接方法に定義される用語の一つです。
スタッド溶接は、主に平板にボルト(スタッド)やピンなどの部品を溶接するのに用いられる溶接方法です。スタッド溶接では、平板とボルト(スタッド)などの間に電流を流してアークを発生させて両者を溶融しつつ加圧して溶接を行います。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、スタッド溶接の定義は以下です。
分類: 一般 ≫ 溶接方法番号:1131
用語:スタッド溶接
定義:
母材に金属のボルト又はそれと同様な部品を接合する溶接法。溶接は、外部からのガスシールド及びフラックスを用いたり、用いなかったりするが、アーク、抵抗、摩擦及びその他の適当な方法で、加圧力を作用させることで成し遂げられる。溶接部は、ボルト及び付属物の端面の全面積にわたって形成される。対応英語(参考):
stud weldingISO番号(参考):857の1.6.10