光ビーム溶接
光ビーム溶接とは、溶接技術の分野において術語として用いられる溶接用語で、溶接一般の溶接方法に定義される用語の一つです。
光ビーム溶接は、大出力の光源から集光された光を溶接部に当てて、その光エネルギーにより溶接部を加熱して行う溶接です。
光ビーム溶接は、溶接方法としては、融接(溶融溶接の略。溶接状態において材料に機械的圧力を加えずに行う接合方法の総称。アーク溶接、ガス溶接、抵抗溶接、テルミット溶接などがある。)に分類される高エネルギービーム溶接の一種です。
JIS規格 溶接用語(JIS Z 3001)における、光ビーム溶接の定義は以下です。
分類:一般 ≫ 溶接方法番号:1109
用語:光ビーム溶接
定義:
大きな出力の光源から発生する光を、反射鏡で集光して溶接部に焦点を結ばせ、その光エネルギーで行う溶接。対応英語(参考):
light radiation welding;
light beam weldingISO番号(参考):857の1.6.5